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喪中の正月はどう過ごす?おせち・正月飾り・初詣・年賀状を解説

喪中の正月では、おせち料理・しめ縄などの正月飾り・年賀状は控えるのが一般的とされています。一方、初詣は忌明け(神道では死後50日)後であれば問題ないとする考え方が広く見られます。控えること・してもよいことを、気持ちの面にも触れながら解説します。

9分で読めます最終更新: 2026.08.04

この記事の監修者

お墓のミカタ 編集長

お墓のミカタ編集部

目次

  1. 1.喪中の正月は何を控えればいい?
  2. 2.おせち料理は食べてもいいのか?
  3. 3.正月飾り(しめ縄・門松・鏡餅)はどうすればいい?
  4. 4.初詣には行ってもいいのか?
  5. 5.年賀状の代わりに何をすればいい?
  6. 6.新年の挨拶で気をつけることは?

喪中の正月は何を控えればいい?

身近な方を亡くした後、初めて迎えるお正月をどう過ごせばよいか、迷う方は少なくありません。一般的には、お祝いの意味合いが強いもの(おせち・正月飾り・年賀状)は控え、日常の延長にある行事(初詣・お墓参りなど)は行ってもよい、という整理がされています。

知らなくて当然のことですし、地域・家庭によって考え方の幅もあります。まずは大まかな目安として読んでいただければと思います。

喪中の正月・控えること/してもよいことの目安

行事一般的な考え方
おせち料理控えるのが一般的(精進料理ベースの「ふせち料理」という選択肢も)
しめ縄・門松・鏡餅控えるのが一般的
年賀状出さず、喪中はがきで欠礼を知らせる
初詣忌明け後であれば問題ないとする考え方が一般的
お墓参り問題ない(むしろ多くの方が行っている)
除夜の鐘・お寺への参拝問題ない

おせち料理は食べてもいいのか?

おせち料理は「新年を祝う」意味合いが強い料理のため、喪中では控えるのが一般的とされています。ただし、「全く何も食べない」ということではありません。

近年は、お祝いの食材(鯛・紅白のもの・海老など)を避け、精進料理をベースにした「ふせち料理」という選択肢も広まっています。祝いの形式を避けつつ、家族で食卓を囲むこと自体は問題ありません。

家族の気持ちを優先し、「今年は簡単な食事にしよう」という判断でも、もちろん大丈夫です。

正月飾り(しめ縄・門松・鏡餅)はどうすればいい?

しめ縄・門松・鏡餅といった正月飾りは、新年に「年神様」をお迎えするためのお祝いの飾りです。そのため、喪中の間は控えるのが一般的とされています。

家の玄関や部屋を華やかにしたい場合は、正月飾りではなく、季節の花を飾る程度にとどめる方も見られます。

初詣には行ってもいいのか?

初詣については、「喪中だから一切だめ」というわけではありません。ポイントは「忌中」と「喪中」の違いです。

神社本庁によると、神道では故人が亡くなってから50日間を「忌中」とし、五十日祭をもって「忌明け」とされています。忌中の間は穢れのある期間として神社への参拝は控えるべきとされますが、忌明け後であれば神社に参拝しても差し支えないという考え方が示されています。

喪中(一周忌までを目安とする、より長い期間)そのものが参拝を妨げるわけではなく、年始の時点で忌明けを迎えていれば、初詣に行くこと自体は問題ないとされています。お寺への初詣(除夜の鐘・寺院参拝)は、そもそも「穢れ」という神道の考え方が当てはまらないため、忌中であっても問題ないとされています。

重要

年内に不幸があったばかりで忌明け前にお正月を迎える場合は、神社への参拝は控え、寺院への参拝や翌年以降に改めることを検討してください。判断に迷う場合は、菩提寺や神社に直接確認すると安心です。

年賀状の代わりに何をすればいい?

喪中の場合、年賀状は出さず、代わりに「喪中はがき」で年始の挨拶を控える旨を知らせるのが一般的です。

喪中はがきを出す時期の目安

相手が年賀状の準備を始める前に届くよう、11月中旬から12月上旬までに届くように送るのが目安とされています。

年末に不幸があった場合

喪中はがきの準備が間に合わない場合は、無理に出そうとせず、年明けの「寒中見舞い」として、松の内(1月7日ごろ)を過ぎてから改めて挨拶状を送る方法もあります。

もし年賀状をいただいたら

喪中はがきを出していても、事情を知らない相手から年賀状が届くことがあります。その場合は、非礼を詫びる必要はなく、寒中見舞いで丁寧にお礼と近況を伝えれば十分です。

新年の挨拶で気をつけることは?

対面や電話で新年の挨拶をする場面では、「あけましておめでとうございます」というお祝いの言葉は控えめにし、「昨年はお世話になりました」「今年もよろしくお願いします」といった言い回しに置き換える方が多いです。

相手が喪中であることを知らずに「おめでとうございます」と言ってきた場合も、深く気にする必要はありません。相手の配慮不足を責めるのではなく、「ありがとうございます、今年もよろしくお願いします」と穏やかに返せば十分です。

どのように過ごすかに「絶対の正解」はありません。故人を偲びながら、自分たちのペースで新しい一年を迎えていただければと思います。

よくあるご質問

Q喪中に初詣に行くのはよくないですか?

A.忌明け(神道では死後50日が目安)を過ぎていれば、神社への参拝も問題ないとされています。忌明け前の場合は、神社への参拝は控え、お寺への参拝を検討するとよいでしょう。

Q喪中はおせち料理を食べてはいけませんか?

A.お祝いの意味合いが強いため控えるのが一般的ですが、絶対に食べてはいけないわけではありません。祝いの食材を避けた「ふせち料理」という選択肢もあります。

Q喪中はがきはいつまでに出せばいいですか?

A.相手が年賀状の準備を始める前、11月中旬から12月上旬までに届くように送るのが目安です。間に合わない場合は、年賀状も喪中はがきも出さず、松の内が明けてから寒中見舞いを送る方法もあります。

Q喪中と知らずに年賀状をくれた人にはどう返せばいいですか?

A.相手を責める必要はありません。寒中見舞いとして、お礼と近況を丁寧に伝えれば十分な対応です。

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監修

お墓のミカタ 編集長

お墓のミカタ編集部

お墓をどうするかで悩む方に向けて、選択肢と判断材料を分かりやすくお届けすることを目指しています。記事内の法的手続きや費用に関する情報は、公的機関の資料や業界資料を参考に作成しておりますが、最新の情報は必ず各自治体・関連事業者にご確認ください。

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