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閉眼供養のお布施はいくら?「3〜10万円」の幅で迷わないための判断基準を解説

閉眼供養のお布施は「菩提寺との関係性」と「依頼方法」で金額が変わります。自分のケースに当てはめて金額が決まる判断フローと、御車代・御膳料を含めた総額目安、表書き・渡し方のマナーを解説します。

10分で読めます最終更新: 2026.05.03

この記事の監修者

お墓のミカタ 編集長

お墓のミカタ編集部

墓じまい 完全ガイドシリーズ

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目次

  1. 1.閉眼供養のお布施はいくら包めばよい?まず自分のケースを確認する
  2. 2.ケース別のお布施の金額根拠は?
  3. 3.御車代・御膳料はいくら用意すればよい?総額はいくらになる?
  4. 4.封筒の種類・表書き・お札の入れ方はどうすればよい?
  5. 5.お布施を渡すタイミングはいつ?どう声をかければよい?

閉眼供養のお布施はいくら包めばよい?まず自分のケースを確認する

「閉眼供養のお布施は3万〜10万円が相場」という情報だけでは、実際にいくら包めばいいか判断できません。金額は菩提寺との関係性・依頼方法・宗派の3つの軸で変わります。

まず以下の早見表で、自分の状況に当てはまるケースを探してください。

ケース状況お布施の目安
A代々お世話になっている菩提寺に依頼する5万〜10万円
B菩提寺はあるが付き合いは薄い・数年ぶり3万〜5万円
Cネット・僧侶派遣サービスで手配する3万〜4万円
D浄土真宗(遷仏法要・遷座法要)3万〜5万円

迷ったら「5万円」を基準に考えるのが最も無難です。

「聞いても失礼にあたりますか?」という心配は不要です。「皆さんはいかほど包んでいらっしゃいますか」とやわらかく聞けば、多くの住職は目安を教えてくれます。直接聞くのが最も確実な方法です。

ケース別のお布施の金額根拠は?

ケースA:代々お世話になっている菩提寺(5万〜10万円)

長年の付き合いがある菩提寺の場合、閉眼供養のお布施には「法要への感謝」に加えて「長年の感謝」という意味合いが含まれます。

特に寺院墓地(お寺の境内にあるお墓)で墓じまいをする場合は、別途「離檀料」も発生します。離檀料とお布施の合計で考える必要があるため、事前にお寺に相談して総額を確認しておくことが重要です。

重要

寺院墓地の場合、閉眼供養のお布施(3〜10万円)+離檀料(5〜20万円)が合計でかかるケースが多いです。

ケースB:菩提寺はあるが付き合いが薄い(3万〜5万円)

数年お参りに行けていない、管理費の支払い程度の関係性という場合は3万〜5万円が目安です。久しぶりの連絡になるため、電話の際に「ご無沙汰しております」と一言添え、事情を丁寧に伝えることが大切です。

ケースC:ネット・僧侶派遣サービスで手配する(3万〜4万円)

菩提寺がない場合や、公営・民営霊園のお墓の場合は、インターネットの僧侶派遣サービスを利用できます。多くのサービスが3万〜4万円の定額制で、宗派を指定して依頼できます。初めて会う僧侶なので長年の関係性への感謝は不要です。

ケースD:浄土真宗の場合(遷仏法要・遷座法要)(3万〜5万円)

浄土真宗では「お墓に魂が宿る」という考え方をしないため、一般的な「閉眼供養(魂抜き)」は行いません。代わりに行うのが遷仏法要(せんぶつほうよう)または遷座法要(せんざほうよう)です。

用語意味
閉眼供養魂を抜く儀式(浄土真宗では行わない)
遷仏法要ご本尊(阿弥陀如来)に移動していただく儀式
遷座法要同義。宗派・地域によって呼び方が異なる

手順・服装・お供え物はほぼ同じです。お布施の目安は3万〜5万円で、閉眼供養と同水準です。菩提寺に依頼する際は「遷仏法要をお願いしたい」と伝えるとスムーズです。

御車代・御膳料はいくら用意すればよい?総額はいくらになる?

お布施とは別に、状況によって以下の費用が必要です。

御車代(おくるまだい)

僧侶に墓地まで来ていただく際の交通費です。

  • 相場:5,000円〜1万円
  • 菩提寺の境内にあるお墓の場合は不要
  • お布施とは別の封筒に「御車代」と書いて渡す

御膳料(おぜんりょう)

閉眼供養後の会食に僧侶が出席しない場合のお食事代です。

  • 相場:5,000円〜1万円
  • 閉眼供養で会食を設けることはほぼないため、用意しないケースも多い

支払い総額の目安

ケースお布施御車代御膳料支払い総額
菩提寺の境内で行う5〜10万円不要不要5〜10万円
菩提寺が墓地まで来る3〜10万円5千〜1万円5千〜1万円4〜12万円
ネット手配の僧侶3〜4万円5千〜1万円不要(多い)3.5〜5万円

封筒の種類・表書き・お札の入れ方はどうすればよい?

封筒の種類

白無地の封筒、または蓮の模様が入った仏事用の封筒を使います。黒白の水引がついた不祝儀袋は使いません。コンビニや100円ショップで「御布施」と印字されたものが売っています。それを使っても問題ありません。

表書きの書き方

記載内容
表面「御布施」+自分の名前または「○○家」
裏面住所・金額(省略しても問題ない)

筆または筆ペンで書くのが正式ですが、ボールペンは避けてください。

お札について

新札でも旧札でもどちらでも問題ありません。香典と違い、閉眼供養のお布施は新札NGのルールはありません。ただし、著しく汚れたお札や折れたお札は避けてください。

お札の向きは、封筒の表側に肖像画が来るように、かつ肖像画が上になるように入れます。

お布施を渡すタイミングはいつ?どう声をかければよい?

渡すタイミングは閉眼供養が終わった後が一般的です。ただし、始まる前に挨拶と一緒に渡しても失礼にはあたりません。

袱紗(ふくさ)に包んで持参し、渡す際に取り出します。袱紗がない場合は白いハンカチで代用できます。

渡す際のひと言(例)

「本日はお忙しい中おいでいただきありがとうございました。ささやかではございますが、どうぞお納めください」

お布施・御車代・御膳料はそれぞれ別の封筒に分けて渡すのがマナーです。まとめると管理しにくいため、必ず分けることをおすすめします。

▶墓じまいの費用・全体の流れを確認する

▶離檀料の相場と高額請求への対処法

よくあるご質問

Qお寺にお布施の金額を聞いても失礼になりませんか?

A.なりません。「皆さんはいかほど包んでいらっしゃいますか」とやわらかく聞けば、多くの住職は目安を教えてくれます。むしろ事前に確認しておく方が双方にとって安心です。

Q御車代・御膳料はお布施と同じ封筒に入れていいですか?

A.別々の封筒に分けて渡すのがマナーです。それぞれ「御車代」「御膳料」と表書きしてください。

Q閉眼供養をしないとお墓の撤去はできませんか?

A.法律上の義務ではありません。ただし多くの石材店が「閉眼供養なしの撤去は引き受けられない」としています。ご家族の気持ちの整理という意味でも、閉眼供養を行う方が大半です。

Q浄土真宗ですが「閉眼供養」という言葉を使って依頼していいですか?

A.菩提寺には「遷仏法要(または遷座法要)をお願いしたい」と伝えた方が伝わりやすいです。ネット派遣サービスの場合は「浄土真宗で」と宗派を指定して依頼すれば、適切に対応してもらえます。

Q閉眼供養当日の服装はどうすればいいですか?

A.喪服は必須ではありません。黒・紺・ダークグレーなど落ち着いた色の平服が適切です。カジュアルすぎる服装(ジーンズ・Tシャツなど)は避け、家族・親族と事前に確認しておくと統一感が出ます。

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監修

お墓のミカタ 編集長

お墓のミカタ編集部

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