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送骨とは?費用・流れ・注意点をわかりやすく解説

送骨とは、遺骨をゆうパックで霊園・寺院に郵送し、そのまま永代供養してもらう方法です。合祀型で3〜5万円程度からと費用を抑えられ、遠方・高齢・体力面の事情でお墓参りや納骨に出向くのが難しい方に選ばれています。配送業者の制約・注意点・信頼できる送り先の見分け方を解説します。

8分で読めます最終更新: 2026.08.04

この記事の監修者

お墓のミカタ 編集長

お墓のミカタ編集部

墓じまい 完全ガイドシリーズ

墓じまいの全体像・手続き・費用を一から確認する

目次

  1. 1.送骨とはどんな方法?
  2. 2.送骨の費用はどれくらいかかる?
  3. 3.送骨の流れはどうなっている?
  4. 4.送骨で使える配送業者に制約はある?
  5. 5.送骨は改葬許可証が必要?
  6. 6.信頼できる送骨先はどう見分ければいい?

送骨とはどんな方法?

送骨(そうこつ)とは、遺骨を骨壺のまま梱包し、日本郵便の「ゆうパック」で霊園・寺院に郵送して、そのまま永代供養してもらう方法です。「送骨納骨」とも呼ばれます。

遠方に足を運ぶことが難しい方、高齢や体調面の事情で外出が負担になる方、身寄りが少なく付き添いを頼みにくい方などに選ばれている供養方法です。

重要

送骨は「手を抜いた供養」ではありません。事情があって直接出向けない場合の、現実的で誠実な選択肢の一つです。

送骨の費用はどれくらいかかる?

送骨の費用は、送り先の供養形式によって異なります。

供養形式費用目安
合祀(他の方の遺骨と一緒に埋蔵)3〜5万円程度
個別安置(一定期間または永続的に個別)10〜20万円程度

この費用には多くの場合、永代供養料・受け入れ手続き費用が含まれます。実際の郵送料(ゆうパックの配送料)は別途必要ですが、骨壺1つ分であれば数千円程度に収まることがほとんどです。

重要

費用が極端に安い、または対応が曖昧な業者・寺院には注意してください。合祀後は遺骨を取り出せなくなる点は、通常の永代供養墓と同じです。

送骨の流れはどうなっている?

送骨は、多くの場合いきなり郵送するのではなく、事前の申し込み手続きが必要です。

  1. 1送骨を受け付けている霊園・寺院を探す:ホームページ・電話で「送骨受付をしているか」を確認する
  2. 2申し込み手続きを行う:必要書類(火葬許可証の写し等)を提出し、正式に申し込む
  3. 3骨壺を梱包する:緩衝材でしっかり包み、指定の箱に納める(梱包キットを送ってくれる寺院・霊園もある)
  4. 4ゆうパックで発送する:郵便局の窓口から発送する(コンビニ発送不可の場合があるため要確認)
  5. 5受け取り・納骨:先方で受け取り後、納骨・供養が行われる
  6. 6証明書を受け取る:納骨証明書等が送られてくる場合が多い
重要

申し込み手続きを経ずに、いきなり遺骨を送りつけることはできません。必ず事前連絡・申し込みを済ませてから発送してください。

送骨で使える配送業者に制約はある?

遺骨を配送できるのは、日本郵便のゆうパックのみです。ヤマト運輸(宅急便)や佐川急便は、規約上遺骨の配送を取り扱っていません。

また、ゆうパックには一定額までの荷物補償がついていますが、遺骨そのものには金銭的な価値が定められていないため、破損等があっても補償の対象にはならないとされています。梱包は緩衝材を使って丁寧に行い、割れ物として発送することが大切です。

送骨は改葬許可証が必要?

必要かどうかは、遺骨の状況によって異なります。

  • すでにお墓に埋蔵されている遺骨を移す場合:「改葬」にあたるため、現在のお墓がある市区町村で改葬許可証を取得する必要があります
  • 自宅で保管していた遺骨や、火葬後に一度も埋蔵していない遺骨を送る場合:初めての「埋蔵」にあたるため、改葬許可証は不要とされるケースが多いです

どちらに該当するか判断に迷う場合は、送骨を受け付けている霊園・寺院、または現在のお墓がある市区町村の窓口に確認すると確実です。

信頼できる送骨先はどう見分ければいい?

送骨は「顔を合わせずに手続きが進む」という性質上、信頼できる送り先を選ぶことが特に重要です。

確認しておきたいポイント

  • 運営主体(宗教法人・寺院・自治体等)が明確に公表されているか
  • 供養の形式(合祀か個別か)・時期・場所が具体的に説明されているか
  • 申し込みから納骨までの流れが書面で確認できるか
  • 電話・メールでの問い合わせに丁寧に対応してくれるか
  • 納骨後に証明書等の書面が発行されるか

極端に安い費用を強調する、運営主体があいまい、問い合わせへの回答が曖昧、といった場合は候補から外すことをおすすめします。複数の送り先を比較し、資料請求や電話確認をしてから決めると安心です。

▶「永代供養」とは?合祀墓・樹木葬・納骨堂の違いと費用を比較

▶手元供養とは?種類・費用・選び方

よくあるご質問

Q送骨はどんな人に向いていますか?

A.遠方に住んでいてお墓参り・納骨に出向くのが難しい方、高齢や体調面で外出が負担な方、身寄りが少なく付き添いを頼みにくい方などに選ばれています。

Q送骨は宅配便(ヤマト・佐川)で送れますか?

A.送れません。遺骨を配送できるのは日本郵便のゆうパックのみで、ヤマト運輸・佐川急便は規約上遺骨の配送を取り扱っていません。

Q送骨した遺骨は後から取り出せますか?

A.合祀(他の方の遺骨と一緒に埋蔵)された場合は取り出せません。個別安置を選べる送り先もあるため、将来的に取り出す可能性がある場合は事前に確認してください。

Q送骨に改葬許可証は必要ですか?

A.既にお墓に埋蔵されている遺骨を移す場合は改葬許可証が必要です。自宅保管の遺骨など、初めて埋蔵する場合は不要とされるケースが多いですが、判断に迷う場合は送り先や市区町村の窓口に確認してください。

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監修

お墓のミカタ 編集長

お墓のミカタ編集部

お墓をどうするかで悩む方に向けて、選択肢と判断材料を分かりやすくお届けすることを目指しています。記事内の法的手続きや費用に関する情報は、公的機関の資料や業界資料を参考に作成しておりますが、最新の情報は必ず各自治体・関連事業者にご確認ください。

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